平成30年度 横須賀フォトコンテストより(左上から時計回り): 齊藤力さん、鈴木智也さん、髙山司さん、光武翼さん,松山進さん、飯田健太郎さん
横須賀市と東京カメラ部のタイアップ企画として
2020年10月13日から 2021年1月19日まで開催した
「横須賀フォトコンテスト2020」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品と、
入賞者のコメントをここに発表いたします。
応募総数 2,533点と多数の応募があり、年々盛況になってきていますね。
昨年は新型コロナによる緊急事態宣言などもあり、写真を撮る機会も限られてしまったと思いますが、そんな中でもたくさんの応募をいただき、非常にうれしく感じています。
横須賀には素敵な被写体がたくさんあり、とても羨ましいです。
応募作品には、立石公園・荒崎海岸や、猿島、ソレイユの丘など、いろいろな場所の作品がありました。
また写真ジャンルも、風景写真からスナップ写真まで、幅広い作品の応募がありました。
自然に恵まれた土地柄のためか、海沿いの夕景や夜景など風景の作品はかなりハイレベルな作品が多く、選考に苦労しました。
その中でも、最優秀賞やニコン特別賞に選出された作品は、特にその作品の完成度に驚きました。
スナップ系でも、雰囲気を感じさせる作品が多数応募されていました。
ほのぼのとした作品、いろいろなことを想像させる作品が多くあり、横須賀の皆さんの感性の豊かさを感じました。
今年も新型コロナの影響で撮影環境は厳しいと予想されますが、できるだけ密にならないような状況で、撮影を楽しんでいただきたいと思います。
次回の横須賀フォトコンテストにも、ぜひ、いろいろな方にいろいろな作品をご応募いただきたいと願っています。
横須賀フォトコンテスト2020 総評 各賞講評
2021年2月9日 ニコンカレッジ講師 倉持 永
横須賀の大好きな場所立石公園。晴れていても雨が降っても昼でも夜でも、いつも違う素敵な景色を見せてくれます。もちろん晴れていれば富士山も見れる最高な癒しスポット!皆さんに是非見に来てもらいたい!大好きな場所の写真での受賞、嬉しいです♪
立石海岸の夕景の作品はたくさんありましたが、この作品に一番強く目を引かれました。
この作品の一番のポイントは、青空をバックに放射線上に広がる、赤く染まった雲ですね。
この雲に合わせて、印象的な岩を中央に配置し、そこから赤い雲を放射線上に広げて、ダイナミックに仕上げています。
左手前のアロエの花のシルエットと、右奥の松のシルエットも脇役として、太刀持ちのように主役を引き立てています。
青空、赤い雲、黒いシルエットのコントラストがとてもよく、印象的な作品に仕上がっていると思います。
「これが横須賀!?」そう思われた方もいるかもしれません。横須賀といえば、文化、グルメ、歴史、富士見スポット等が思い浮かびますが、自然溢れる場所もたくさんあるのです。見た方にとって、この写真が横須賀の新たな入口となれば幸いです。三浦半島の絶景を追う者として、最優秀賞をいただけたことを誇りに思います。